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【車検】新車で購入したハーレー(ロードキング FLHR)を足立区自動車検査登録事務所にてユーザー車検で通した話

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早いもので愛車であるハーレー、ロードキング(FLHR)を迎えて3年目をもう少しで迎える事となりました

そうなると必然的に出てくる問題がありますね、自動車検査登録制度…そう通称「車検」です

基本的に自動二輪(バイク)は251cc~以上の排気量であれば2年に一度、新車であれば3年目に検査を受ける必要があります

つまり必然的に700cc以上の大型オートバイがメインとなるハーレーは、ここ日本国内で在れば避けて通る事の出来ない儀式となりますね

事前にインジゲーターに不具合が出た為、正規ディーラーへ寄る機会があり

そのついでに車検の見積もりも出して貰いましたが

・・・ちょっと見なかったことにしておきましょうか

こんな額も払えないのに高級バイクの代名詞であるハーレーになんか乗るなよ、と言われてしまえばお終いですが

流石にこの額を真面に支払えば、私の銀行口座の数字が明らかに少なくなるという深刻なエラーが発生する事は避けられません

しかも消耗品の類はオイルとバッテリーを交換するくらい、タイヤ交換代を含めずにこの値段なんですよね…

そんなケチりたい貧乏人が必然的に選択肢となってくるのが、自分で車検を行うユーザー車検

幸い本業的に平日休みが中心なのでバイク屋さんには申し訳ないですが、この特権を生かすしかありませんね


事前準備


先ずは「自動車検査インターネット予約システム」にて、検査を受ける陸運局を選択し予約を取ります

本当は埼玉県の春日部自動車検査登録事務所で車検を通したかったのですが(理由は後程)

残念ながら予約で埋まっていたので、今回は足立区自動車検査登録事務所で登録を行います

一日4回の枠(ラウンド)から選択、今回は一番最後の枠しか空きがなかったので第4ラウンドで予約を行いました

そして当日は軽自動車税納税証明書」が必要となります

毎年4月頃に叩き付けられる納税書を支払ったときに切り取る半券が、「領収書」兼「軽自動車税納税証明書」となります

私の場合は支払期限が過ぎ、後から送られてくる延滞料付の納税書で支払いを行いましたがこの半券は納税証明書として使用できない

車検証に記載される自治体の市役所にて「軽自動車税納税証明書」の発行が必要となります

車検の前年には延滞なんかせずにさっさと支払い、納税証明書となる半券を無くさずに車検証入れに放り込んでおくとこんな面倒事に巻き込まれずに済みますよ

と言う訳で帰省した時、ついでに市役所で発行してきました


早川自動車整備工場へ(テスター屋)


ユーザー車検の場合、高確率で不合格となる項目が「光軸」のズレです

詳しい方は自分で出来るみたいですが、ユーザー車検初心者となる私は大人しく光軸の調整を行ってくれる「テスター屋」さんに依頼するとします

…ところがどっこい、足立区の事務所は二輪だと問題が起きます

この「テスター屋」さん、大体は自動車検査登録事務所の隣あたりにあるのですが足立区自動車検査登録事務所の場合は悲しい事に二輪お断りです

こればかりは仕方ないので空き時間となった午前中を利用し、品川区の運輸支局の隣であるテスター屋さん「早川自動車整備工場」へやって着ました

正面の真っ黒い建物がテスター屋さん、場所が分からず彷徨ってしまいました

こちらが品川(鮫州)の東京運輸局

後から気づいたが、どうせなら品川の運輸局で車検予約しておけば良かったですね…まぁいいか(笑)

我がロードキングのヘッドライトは覆うように囲まれた部品「ナセル」という部品があり、ここで初めて知ったのですが4カ所程穴があります

ここを長めの六角レンチのような工具を突っ込み、テスター屋のお兄さんにレントゲンのような機会を見ながらかっぽじってもらい調整が終了致しまいた

私の2016年式ロードキングの場合は税込み¥2160、ちょっと高いらしいですが正規店の見積もりに比べれば安いものです

その後に作業量の支払いとなるのですが、この時に同時に自賠責保険の更新をここで済ませてしまわないか勧められます

どちらにせよ検査登録事務所で同じことを行うことになるので、今の段階でやっつける事にしましょう

ここで数十分程の待ち時間、缶コーヒーやお茶等1人1つ貰える無料ドリンクサービスが嬉しいポイントです

この時に営業マンを引き連れた如何にもお金持ちそうな外国人のおじさまと一緒に書類を作成していました…流石品川区でしょうか

でも風貌とアンマッチすぎるボロいテスター屋の事務所に、何故居たのかは謎である


足立区自動車検査登録事務所


ここから場を移し首都高速で立区自動車検査登録事務所へやってまいりました首都高速が軽く渋滞していて焦ったのは秘密)

ユーザー車検窓口にて必要書類を作成し、案内通りに検査代と重量税の合計¥5500を支払います

定期点検記録簿は後から作成すると伝えれば、この時点では必要ありませんでした

書類を作成した後はバイクと共に二輪専用レーンへ、業者と間違われないよう係員のお兄さんに自分は始めてのユーザー車検を受ける事を伝えて検査開始です

検査の際に不安だったのが前タイヤの残量、履いているタイヤは摩耗に強いと言われる約1万キロ程走行したミシュランコマンダー2

此方は後タイヤ、前後同時にタイヤ交換を行なった筈なのに何故か前タイヤの摩耗が激しいよう感じるのだ

そして一番落ちやすいと言われる光軸の検査ですが、テスター屋さんにやってもらったばかりでも落ちる事があるらしいですね

流石に品川区まで戻りたくない、と言うか絶対に本日の検査に間に合わないので引っかかれば本日は不合格で出直す羽目となります…お願いだからマジで一発で通って下さい(真顔)

検査内容は覚えている限りでは

・ヘッドライト(ハイビーム、ロービーム)

・ウィンカーの指示ランプ前後

・ブレーキランプ

・前後ブレーキ

排気ガス検査

・光軸検査

残りの項目は色々あるようですが、係員のお兄さんがしれっとやってくれたみたいですね

事前に調べておいたものの自信のなかったスピードメーターと灯式ですが、今回担当係のお兄さんは見ただけで分かるようで

2016年式ロードキングの場合スピードメーターは後輪、ライトは1灯式となるようです

こうして最後まで指示通りの作業を行い、気になる検査結果は…

無事合格しました

インジゲーターと呼ばれるハイビームの点灯を知らせるランプが点灯しない不具合があったのですが、ディーラーの部品注文が間に合わず(保証修理)

仕方なくダメ元で通してみたのですが、どうやら検査項目には引っかからないようですね

更に近くのテスター屋が使えない為か二輪のレーンは全然並ぶ事は無かったので、意外と足立区の検査場は穴場なのかもしれません

こうして合格後にシールを貼るにも写真のように大失敗

無料で新しいシールを再発行して貰えるので、自信のない方はシールを貰って直ぐにトライする事をお勧めします


まとめ


今回ユーザー車検で掛かった合計費用は

・テスター代 ¥2160

自賠責保険23ヵ月 ¥11250

・重量税印紙代 ¥3800

・検査代1700

合計¥18910

これに首都高速代2200円程が乗りますが、正規店に依頼するのに比べれば遥かに安い金額ですね

ただし今回行ったのは、あくまでも「車検」のみなので新車を購入して3年経過した場合「法定点検」となる36ヶ月点検というものを別に受けなければなりません

※不親切なショップは事前に教えてくれず、別々に請求してくるそうです

そうなると必然的に点検最後となるディーラーへ通わなければなりませんが、本来がっぽり稼ぎ時となる車検を客がセルフで行ったとなると…どうなるのでしょう

ちょっとその先はどうなるかは良く分かりませんが、幸い住んでいる首都圏は数多くのディーラーを選べるので

数店舗見積もりを出してみて、相場を探りながらベストとなる場所を探してみる事にしましょう

それより早く部品届かないかなぁ…(遠い目)

また車検当日にて必要書類を作成時、書類がバラけて何かとうっとおしい上に風が強ければ紙が飛んで行ってしまうと最悪です

また書類を手元にに持ったまま二輪レーンへ移動を行う為、大切な書類をまとめておくバインダーを持参する事をお勧め致します

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