前回に引き続き本州最北端である大間崎から出発致します
此処から目指すは下北半島西部に位置する国の天然記念物である仏ヶ浦周辺の「海峡ライン」
前日まで天気予報はバッチリ晴れマークが出ていたので楽しみにしていたポイントだったのですが…
あぁ…そうですか(白目)
冬場の津軽海峡の荒波で岩が削られた火山性の巨大な奇岩の数々を見ながらワインディングを楽しめたらしいですが、絶景は残念ながら霧の中
しかも周辺には北海道以来に見かける、名も知らない手のひらサイズの巨大な蛾が彼方此方に止まっている
*苦手な方の為にモザイク処理を施しております
余談だが管理人は北海道を旅している時、キャンプ泊中にコイツらの大群がテントへ張り付くというトラウマを経験した事がある、久しぶりだなオイ
そんな事はさておき暫く走ると所々海から離れたゾーンでは牧場風景に
6月頭で菜の花が満開なので不意に東北感を感じますね
途中見たことの無い謎の生き物と遭遇しましたが、後から調べると「ニホンカモシカ」というヤツだったようです
他にもニホンザル等野生動物と数多く遭遇、自然が豊かなの証拠でしょうか
気づけば道も峠道となり標高が上がり霧も晴れてきた…と思うと
海側からやって来た霧が、水のように山の間を流れている不思議な光景へと遭遇
後程あの中を潜り抜けて行きましたが、まー周りが何も見えない事見えない事
こうして次第に天候も回復し、下北半島を一周する形で北東部の先端「尻屋崎」へやって参りました
事前知識でゲートの存在を知らず通行止めかと思い焦りましたが、近づいたら普通に開くんですね
なぜか一匹だけ立ち尽くす馬を見ながら、ゲートをくぐった先に見えて来た景色は…
潮風香る草原と灯台が印象的な、なんとも心地良い景観が広がる美しい場所でした
本来は寒立馬(かんだちめ)と呼ばれる厳しい冬でも耐えれる馬が放牧されているらしいが、残念ながら今日は見当たらない
波もそこそこ高く轟音を立てながら岩場にぶつかっている、風が強いので何処かに避難してるのかもしれませんね
足元には見慣れない花が咲いている、北の大地独特の固有種だろうか
余りにも心地良い場所だったので此処らで一休み、ようやく天候に恵まれ始めたこの旅もやっと本番モードの兆しが見え始めました
本当は「恐山」を登って見たかったのですが時間の関係で残念ながらパス、こうして下北半島を後にするのであった
下北半島を脱出すると小田原湖の湿地帯が広がり、ストレートな道が続く
暫く爆走すると「三沢市」と呼ばれる土地へやって参りました
丁度飯時だったので大休憩で立ち寄ったのは名称はそのまんまである、道の駅「みさわ」
自分が注文したのは海老天丼(¥650)安いのにボリューミーで品揃え豊富で丁度お昼時なのに人混みもない、控えめに言って最高の道の駅でした
ずーっと畑が広がる北海道じみた北の大地を暫く移動した後に高速道路へ乗り込む
何気にあと2日で東京に帰らないといけないので、時間が推し気味で正直ちょっと焦る
こうして高速道路でグングン南下し青森県を抜けると、岩手県のシンボルである「岩手山」がお出まし
今日は先ほど高速道路から眺めた岩手山の麓で、すぐ目の前が牧場という珍しいキャンプ場で一晩を過ごします
真っ暗になりカップ麺を食べてると何故か目の前に牛が集まり出す、君たち草しか食べないのに何が気になるんだい?
そして旅へ出て4日目にして、ようやく満天の星空に出会えました
星空撮影はライブビューで確認しながらの撮影なのでバッテリーの消耗が中々激しい
翌日はこの旅で一番楽しみにしていた場所へ行く為、満足いくまで撮影したい欲を堪えつつこの日は次の日に備え熟睡するのであった
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