タイトルでご察しと思われますが、今回はちょっと暗い話になります
今月の始めですが、小学生から共に成長してきた実家の猫が生涯を全うしました
右側の白黒ぶち模様である名前は「チビ」、15歳という短い生涯でした
対し左側の猫はチビより1年前に弟が拾ってきた先輩猫「ルビ」、予想外にも後輩猫である「チビ」が先に旅立つという自体となりました
小学4年〜実家を出る2年前、学生時代の殆どとなる14年間を共に過ごした家族です
現在私は上京し完全別居状態、数ヶ月前から体調を崩していたらしく動物病院で診てもらうも、出来る事は痛み軽減させる薬の処方のみで残された時間は余り長くないと聞いていた
帰省も兼ねて1月に1週間程度の休暇申請を出していたのですが、残念ながら間に合いませんでした
電話で泣きじゃくる母からの報告でした
付きっ切りで母が介護をしてくれたようですが、最後の夜は最後の力を振り絞るように手元から離れ誰も居ない隅へ行こうとしていたんだとか
実際にその場に居られなかったのが悔やまれますが、どうやら猫の最期は人目の付かない場所へ行きたがるのは本当のようです
先輩猫であるルビも、どうやら「死」と言うのが分かるらしく悲しそうにずっと一緒だった相棒の亡骸の側を離れなかったんだとか
「ルビ」は目も開く前に、家族皆でミルクを与えながら育てた為か自分を人間と勘違いしてる節があるようで、頻繁に人間っぽい感情を見せる時があります
そして実際に「チビ」の最後を見る事は叶わなかった為、正直実感が湧きません
今回はせめて生きた証を手元に残したいと思い、小さなフォトブックを作成した話です
想像以上に少なかった写真
生きた証として「フォトブック」の作成を計画した所までは良いのだが
一緒に居るのが当たり前になりすぎたせいか、スマホの写真のデーターを見返すと余りにも写真が少な過ぎた
…というか写真は結構撮影していた筈なのだが、どうやら大半はスマホが普及する前のガラケー時代の物だったらしい
残念ながらガラケーは階段から落として大破しスマホに乗り換えた経緯を辿ってる為、データーは残っておりません
どうにか素材を抽出する為、何枚かだけ家にあった「チビ」が映ったフィルムカメラの現像写真をコンビニのスキャナでデータ化します
これに数少ないスマホ写真を組み合わせました
選んだフォトブックサービスは「Photo Back」
・写真は殆ど画質が荒いが、それでも現像可能
・荒い画質が目立たないポケットサイズのフォトブックが選択できる
・10枚ちょっとという少ない写真の枚数で作成可能
・アプリで簡単に作成出来るのに、お洒落な作り
というのが決め手で選びました、結果としては満足行くモノが作成出来たので利用して良かったサービスです
編集画面はこんな感じ、不意に作成途中で思わず目から思い出が溢れる
数週間程で家のポストに届きました、中身はビニールに包まれてるので少々濡れても中身は無事です
ページ数は少ないですが、ご覧の通り手の平サイズの可愛いフォトブックが完成しました
しかし初めて作品として作るフォトブックが、まさかこういう形で作成する事になるとは思いもしませんでした…
今回、特に伝えたい事
ペットを飼われてる方、特に10歳以上となる犬や猫を飼われてる方
いっぱい写真を撮ってるかも知れませんが、当時はガラケーが主流の時代って事が結構あるんだと思うんですよ
後から気づけば、ガラケーのデーターは殆ど残っていないという方も少なくないと思うんですよね
一緒に居るのが当たり前になり過ぎて、スマホで撮った写真が全然無い私のようになって欲しくは有りません
是非嫌がらない範囲で、「スマホ」でいっぱい写真を撮ってあげてください
元々スマホを始めとしたカメラを嫌がる性格の猫だった事もありますが、振り返るとマジで写真が少なくて自分自身ビックリしてるんですよ
スマホへデーターとして残しておけば、簡単にフォトブックや現像で掛け替えのない思い出を簡単に形として残す事が出来ますよ
私は残念ながら、もう二度と二匹が揃った写真は撮る事が出来ません
そう…もう二度と