どうもこんにちはジャギ丸です、前回6ヶ月点検を行った我が相棒ロードキングですが早いもので乗り出して半年間もの月日が経過致しました。
そんな短い間でも数えるのが面倒な程の思い出が詰まってきました、所謂相棒感って奴でしょうか
という訳でタイトルの通り、半年間を振り返って我がマイハーレー「ロードキング(FLHR)」の良い点、悪い点を書き出したいと思います。
既にハーレーオーナーの方々には常識的な部分が多いかもしれませんが、これから購入検討されてる方々に少しでも参考になればと思います
目次
外装
前の愛車「ドラッグスター400」から乗り換え検討を行っていた時、FLHTKL【ウルトラロー】か、FLSTC【ヘリテイジソフテイルクラシック】で悩んでいたのですが、その時に隣に佇んでいたのがコイツ
最初は後ろ側がスッキリしすぎて、無駄にバランス悪く見えるバイクだなーとしか思っていませんでしたが、バックレストを装着する事を想像するとあれっ…意外と良いかも…?
むしろ「ヘリテイジソフテイルクラシック」の盾長く収納し難そうなサドルバッグに比べ、横幅もそこそこ大きくがっつり荷物をのみ込めるサイドケースが備え付けられ立ちゴケから愛車を守る「エンジンガード」も標準装着
何より超イケメンであるタンクデザインとエンブレムが余りにもドストライク、そのまま購入を踏み切ってしまった
彼女や友人等ドラッグスターで後ろに人を乗せる時は、タンデムシートがかまぼこ板の様で尻が痛い痛いと苦情の嵐でしたが、流石ツーリングモデル
かまぼこ板のようなタンデムシートとおさらばで、大きくふっかふかで抜群の安定感、ウルトラ等に比べればタンデムの快適性は足元に及びませんが前と比べると格段の進歩でしょう
さらに「ウィンドスクリーン」や「サイドケース」等、デタッチャブル式で簡単に取り外せるというのもポイント、特に夏場は特に全身で風を浴びながらのツーリングが大好きなので、ウィンドスクリーンが気軽に取り外せるのは掃除もしやすく嬉しい機能ですね
そして寒い時期や長距離のツーリング前には必ずウィンドスクリーンをドッキングしますが、比較的大型であるウィンドスクリーンは特に高速時は疲労度を格段に軽減させてくれる
スクリーン無しの場合、90キロを超えてくるとジェットヘルメットの顎部分の間から猛烈に入ってきて首が持っていかれそうになるのに対して、スクリーン有りは120キロ付近までなら何処までも行けそうな安定感を実現
疲労感の軽減はフルカウルには負けるが気軽に取り外し可能ってのがミソであり、100年以上大陸を渡り続けてきた歴史あるエンジンのおかけで長距離ツーリングの疲労度はかなり軽減される
そして高級バイクの代名詞と言われるだけ在り、パーツ一つ一つに妥協が無く最高のルックスを実現させる、洗車道具やケミカルを色々使ってみたりと磨くだけでも最高の気分になれる
唯一不満な点と言えばロードキングに限らずハーレーでは当たり前なのだが、超重い、本当に尋常じゃなくクソ重い
キャンプ場のダートに埋まったり、前のめりの場所で駐車でもしようものならば超人パワー系の方以外は一人で脱出は不可能と思われる
また20リットル近くという大容量のガソリン満タン時のタンクの重さも強烈で、「ドラスタで慣れてるから大丈夫だろう」と余裕ぶっこいてた管理人も、見事に納車早々立ちゴケをかましタンクに爪痕を残してしまう
また身長159と人間界のダックスフントである管理人はこのロードキングのライディングポジションで見事にかかとが付かないという残念なボディ、今こそ慣れてきたが、最初は大好きなツーリングが怖くて仕方なかったものである
今こそ大分慣れて来たものだが結果新車の愛馬を早速傷だらけにしてしまった 、タンクの凹みが無いだけ良かっただろうか…
運転性能
400ccからの乗り換えなので当たり前だが流石1689cc、タンデム+キャンプ道具満載で高速に乗っても120㎞くらいまでグイグイ引っ張り長距離でもストレス無く走行が可能
無論下道では大排気量を持て余す状態、中型を経験せずいきなり乗ろう物ならコーナリングで吹っ飛ばされる事間違え無しだろう
また良くも悪くも以外と車高が高く、アメリカンなのに少々のワインディングならコーナリングが楽しめるのも魅力
更にツーリングモデルはゴムでエンジンをフレームに固定した「ラバーマウント」が採用され、信号待ち等アイドリング時はハーレー独特の鼓動感を楽しみ、速度が上がるにつれて振動を抑え乗り手に疲れを与えさせない という良いとこ取りのフレームである
この「揺れ」がハーレー所有間をより感じさせてくれる
因みに信号待ちではナビ代わりに取り付けたスマホが残像で全く見えないが、走り出すと揺れは収まり、チラ見しても確認できる程落ち着く。
純正の音に関しては思ったより控えめなのでハーレーらしいサウンドを求めるならマフラー交換は必須、ディーラーは純正以外は整備を受け付けてくれない所が多いので注意が必要
ブレーキはABS搭載、他にもダブルディスクブレーキ等高度なシステムが採用され超重い車体の割には緊急時結構しっかり止まる
更に転けないようバイクが自動である程度制御してくれるのが安全面でも嬉しいポイント
フォグランプも付いてるおかげか、走行中変なタイミングで目の前にカットインしてくる車も減ったような気がします
タンクには約20ℓガソリンが入り、燃費も思ったよりかは悪くない
ただ大排気量空冷エンジン、乗ってみて驚いた事だが尋常じゃないくらいの足元が熱い
特に猛暑の中、渋滞を搔い潜った後の放射熱はバイクがぶっ壊れないか心配なレベル、というか壊れます
マメなオイル交換とハーレーに対する愛
で乗り越えましょう
積載性
純正のサイドケースだが想像以上の荷物が入る大きさであり、勿論完全防水突然の雨でも中身はしっかり守り抜いてくる
キャリアやツアラーボックスを取り付けたり等、アメリカンならではのカスタム次第では更に積載量を増やす事も可能である
維持費
購入まで知らなかったのだが、ツーリングモデルにはエンジンオイル以外に「プライマリーオイル」と「ギアオイル」、そして「オイルエレメント」なる物を交換しなければならない
どうやら各場所に最も最適なオイルを入れれるというHarley-Davidsonの拘りらしい
エンジンオイル交換はディーラーにて1万弱のお値段(3000キロ毎)
残りの各部分(約3000円)を大体エンジンオイル交換二回に一回の割合で変えなければならない
やはり空冷の大型排気量エンジンはマメなオイル交換が必須になるので、かなりの出費となる
更に新車の場合補償を受ける為半年に一度保証点検があるが、一回3~4万近くかかり更にガソリンもハイオクになる為、ハーレーの場合中型と維持費が変わらないというのは大嘘である
更にパーツも1つ1つ高価な為、交換しようならば軽く何万単位の出費が降り注ぐ
それでも乗りたくなる、不思議な魅力を持つバイクである
純正イモビ&オートクルーズ
純正で付いているこのシステム、この2つが特に優秀なので項目に追加
まず純正のイモビライザーだが、このハーレーはキーレスになっており画像のキーがなけば 発進は愚かエンジンもかけれない
この鍵が近くに無い状態で、車体を揺らすとキュイーン!!とまず最初に一度警告音が鳴ります
それでも揺らすのを止めないと触んな!っと大音量でブザーが鳴り始め、ディーラー曰く電源から切り離そうが鳴り続ける優秀なシステムらしい
つまり解除方法はこのワイヤレスのキーのみとなる
これもキーを持ったまま離れたら勝手に警備モードになるので、手作りイモビのように毎度セットする手間もなくスムーズに防犯ができるのである
二つ目に超便利機能「オートクルーズ」
ハンドルのとこに、ちっさいレバーがあるのですがこれをポチっとすると準備モードに入り
3速以上、55キロ以上でセットしたい速度まで持って行きレバーを下にペイッするとあら不思議、アクセルから手を離しても勝手にバイクが進む新感覚な運転へ切り替わる
上下へポチポチすると2キロずつ加速したり減速したり速度調節も可能、長距離の高速等で右手の負担が減るだけでも大助かりである
結局半年維持してみて
最高に維持費もかかる金食い虫ですが流石憧れのハーレー、高速のパーキングや道の駅の休憩時、車体に戻ってくると、何ccおじさんに包囲されるくらいの謎の魅力の持ち主である
他のモデルを試乗も試したがやっぱり自分はこの愛車を選んで良かったと後悔はありません、長くなりましたが購入を検討されている方等に少しでも参考になれば幸いです
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