こんにちはジャギ丸です、いよいよ秋本番で紅葉狩りの計画を練り始める方も多いのではないのでしょうか。管理人も来たばかりの関東地方の紅葉を求め計画を練る人間の1人です。
去年までは時季になると地元からアクセスし易く景勝地が多数存在する広島県へ紅葉狩りツーリングが毎年の定番でした。高速道路で県境のカントリーサイン(市町村名標識)の絵が「もみじ」で県でも紅葉推しムードなだけ有り、有名処では無い何気ない道でも紅葉が美しい場所が多い県と感じます
今回はそんな広島県の紅葉スポットでも特に行って良かった場所3カ所をご紹介、近場の住民には有名所ですが遠方から訪れる方に役立てればと思います
帝釈峡
帝釈峡とは全長18キロメートに渡る渓谷の総称で国の特別名勝、国の天然記念物である「雄橋」を始め、石灰岸壁に囲まれ人口湖とは思えないダムを遊覧船で紅葉を楽しむ「神龍湖」、帝釈峡一の激流を誇る「断魚渓」、歩き疲れて汗ばむ体にぴったりな鍾乳洞「白雲洞」等、その他幾つかの名所が存在
名所一カ所一カ所若干距離があり、「雄橋」や「断魚渓」等は遊歩道を数十分歩く事になる為観光に回る時間にゆとりを持って行動したい、時間短縮希望の方には台数限定でレンタルサイクル(一台1000円、二人の利用車体有)も台数限定で利用可能
神龍湖の遊覧船は40分1200円(JAF会員提示200円引き)こちらもシーズン中は観光バスから降りる観光客で一時的に集中し順番待ちになる可能性があるのでタイミングを見て行動したい、別に駐車場料金(車400円、バイク100円)も必要
また見所以外の周囲の紅葉も美しくドライブ・ツーリング共に移動中にも紅葉が美しいスポットである
大きさに圧倒される天然記念物「雄橋」
三段峡
写真は最深部「三段滝」
こちらも全長16キロメートルに渡る渓谷の総称で国の特別名勝、全て遊歩道が整備されているが大きな見所である「黒淵」「猿飛」「三段滝」が各自離れおり、全部回りきる為には公式サイトでも4時間以上とアナウンスされる程時間がかかる為、事前にマップに目を通しておきたい
また入り口も複数存在し正面入り口からは必然的に全ての目的地が遠くなる為、正面入り口から出ているマイクロバスか自家用車で出合橋駐車場まで向かい、そこから出発する事をお勧めする
多くの観光客は正面入り口から歩いて1時間半程の「黒淵」をめがけて進む。両側にそびえる断崖絶壁を眺めながら清流を進む渡し舟(往復500円)が出ており、渡った先には食事と休憩が可能な「黒淵荘」が佇む
そこからの景色は、エメラルドグリーンの水面に断崖絶壁と周囲の紅葉風景が反射する幻想的な世界を生み出す
一方「三段滝」は遊歩道が整備されてる三段峡内の最深部付近に存在し、国の特別名勝の1つで、三段の滝と背景の紅葉が絵に描いたような美しい構図で三段峡のポスターに採用されている
メインとなる見所までは結構歩く上、所々足場が悪かったりするが道中の清流も美しくハイキング気分で楽みたい
厳島(宮島)
世界遺産「厳島神社」を始めとする人気観光地で島自体が神と崇められてきた日本三景の1つ
観光地として年中楽しめる人気スポットだが、定番のお土産「もみじ饅頭」が存在する程紅葉の名所としても人気でシーズンになると更に多くの観光客が訪れる
特に神社裏手の「紅葉谷公園」や弥山のロープウェイ(往復1800円)から眺める紅葉は実に見事、弥山の展望台からは天気が良ければ瀬戸内海に浮かぶ島々を見渡す大展望が眼下に広がる
島自体のアクセスは宮島口から出るフェリーがメインだが混雑しやすいシーズン中や土日に車やバイクで訪れる場合、無料駐車場を使い客船でアクセスする方法がお勧め
大野側からは「大野浅橋」から客船が出ている
乗船料金は宮島口フェリーに比べると高いが広々とした駐車場が無料なのがポイント、ただし本数が少ないのと若干乗船時間が長い点は要注意
最後に
事前に情報も仕入れ準備万端で訪れたとしても天候に恵まれなかったり色付きが悪かったり等タイミングが難しい紅葉だが、その分ベスコンディションの色付いた風景と出会えた時は本当に感動ものです
また名所だけでは無く、目的地まで道中の景色も楽しみながら紅葉狩りへ出向きたいものですね
まっぷる 広島・宮島 尾道・呉・しまなみ海道 ’18 (まっぷるマガジン)
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