テントのフライトシートにぼたぼたと、道の駅の建物の屋根から朝露がしたたれる音で目が覚める
午前5:00頃起床
寒かった割にシュラフのおかげかテントの中は寝汗をかくほど暖かだった、流石ダバダのシュラフ、安いのに臭くてかさばるとこ以外は完璧だぜ…
速攻で片付け、パッキングしてると散歩してるおじさんに話しかけられる、稚内のキャンプ場や、温泉のことについて教えて貰いました、ありがたや
別れを告げ小樽方面へ
朝日が眩しいぜ
積丹がかなり近いので先に回ろうか迷っいましたが、ウニ丼を絶対食べたかったものも、開店は朝10時かららしく
あまりにも時間を持て余すのでしかたなく後回し、小樽をスルーし札幌のトライアルへ向かう
そう、忘れたことに気づいたバーナーと飲用水等の買い出しだ
にしても北海道さっむいw
あまりにも寒いので真冬用のグローブに切り替える、セーターなどに着替えたかったがあいにく後ろのバックの奥深くにしまっている為、非常に出すのが面倒
トライアルで朝食も調達しガクガク震えながら北へ進路を向ける、石狩市を通過
ちょ、いきなりすげぇw
道が真っ直ぐは聞いていましたが、早速お出ましである
写真で見ると普通のバイパスかもしれませんが、これが一つでは無く四方八方に伸びてる、すげぇ
その後しばらく進む
お…おぉ…!!
特に名所でもなんでもない場所ですが、日本離れした景観がずっと広がっている!
しかも信号もほとんどなく延々とこういう道が続く、流石聖地北海道レベルが高い
市街だと帰ってくる率が低かったピースサインも徐々に帰ってくるように、THE北海道の旅って感じです 笑
た…たまらん…
いつまでもこんな景色が続く
でもクソ寒いw
ん…?赤い帽子でむき出しの車の、任天堂でお馴染みのカートみたいなのが通り過ぎる
追いかけてみる
…(^ω^)
マリオおる(^ω^)
なんかマリオおるww
ピースサインして先に進み待ち伏せしてたものも現われず写真断念、ちくしょう
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そして寒さに耐えれず、たまらずセブンでコーヒーブレイク、休憩してるだけでも何人かライダーが出入り
巡航80キロ近くでもなかなか変わらない景色を、小さなアップダウンを繰り返して淡々と進みます
左は見渡す限り海
右は牧草地帯
目の前はひたすら伸びる道
あぁ…たまんねぇ。゚(゚´ω`゚)゚。
泣きそうになるくらい心地よい
そして軽く20台近くバイクとすれ違ってるが、ピースサインの返答率はほぽ100パーである、すげぇ
ただ、バイク集団へのピースサインすごく困るんだけどどうすりゃいいんでしょうw
しばらく走り、腹も減ったので予め調べておいた激しく行きたい場所
「すみれ 」って場所に到着、ライダーが群がってるw
いやぁ、こういう場所で食うために今まで節約してきたんだよ
うに満足定食なるものを頼む
¥3200円なり
すげぇ!宝石箱やw
よくわかりませんが、三つの層で構成されていて、二つは種類の違うウニ
一つは炙ったやつ、で構成されていて、この吸い物も「ウニ汁」って言うらしくなんとウニが丸ごと沈んでます
寿司屋で500円くらいで上にちょこーっとあるようなウニが「ごはん」っていうフィールドを駆け巡ってる異様な光景w
実食…
やべぇ…
僕らが普段食べてるウニとはまったく別物じゃないか…
臭みっていう臭みは皆無、ウニなのにびっくりするほど甘いっていう不思議!
うまい…うますぎる!!
ウニっていう高級食材が貧乏人の俺の胃袋に突然流れ込んできたので、びっくりしてるのか、ちょっと後半なんか気持ち悪く…
いや、美味しいんだよ?
それもびっくりするくらい、甘すぎるくらいなのでそこから来てたのかもしれません
ウニ汁もすする、ウニ食い過ぎてよく味がわからんw
先に飲めばよかった…
後から醤油をかけ忘れたことに気づくが、素材の味で十分だよこれ!?
いやー、本当にご馳走様でした
たしかここのウニ、超ウルトラ高級食材だった気がするので、少々高くても気になりません
満腹になりさらに北へ進む
ふぉぉぉぉおおおお!
どこまでも続いてると思わせるような、本州にはそうそう無い道がほんと普通にあるっていう、異世界や、超異世界!!
そして金毘羅岬、今回の寝床のキャンプ場へ到着
綺麗や…
これで無料ってのがまた驚き、テント設置してるBMW乗りの方に受付を聞くと、そんなものは無くとってもフリーな感じらしい
というわけで、一時間後
完成!
今回は風が強い場所なのでしっかりペグで固定、そして軽くなったバイクでひたすら北へ向かいます
BMW乗りの方に曰く、ここからが本番らしい
もう向こうが見えないくらいの直線を、なだらかなアップダウンで繰り返す
爽快…もうこれ一言に尽きる
今まで行った絶景なんて比にならない光景が丸一日続いてる、全国のバイク乗りが夢見る聖地オロロンラインを僕が走っている現実
あぁ、なんか…報われた気分
ちなみにこの直線、横はどうなってるのかというと
こんな感じの北海道を絵に描いたような光景が広がってます
反対は分かりにくいですが、ひたすら海が広がっております
道の駅「てしお」に寄り、とうもろこし、ジャガイモを購入
そしてここからサロベツ原野、全国のライダーがヒィヒィ言う奇跡の道
あかん、涙出てきた
よく分かりませんが泣ける、間違えなく今まで行った中で一番の絶景の道
直線すぎて向こう側に見えるバイクや車が、なかなかこちら側へ近づいてきません
ずっと走りたかった場所、夢が一つ叶ってしまいました
感動の余韻に浸りたいところだが夕日が沈む前にテントに戻りたいので、途中で引き返す
途中寄り道、野菜も不足してので鍋にするとします
北海道にはこのセイコマートというコンビニ(?)が多数存在、感覚的に言えばスーパーとコンビニの中間
ネギ、はくさい、もやしを購入、もれなく北海道産、いいねぇ
そして一時間ほど爆走して到着、夕日を見ながら鍋の調理を行います
今日は最高の一日でした、鍋も順調にできてるけど虫がうざいうざい 笑
そして夕日が沈むとともにみんなテントの中へ
えっ、早!?
俺まだ鍋食ってるんですけど!
カチャカチャ言わすのも申し訳ないので適当に片付けて、隣に併設されてる徒歩数分の道の駅の温泉へ、最高に気持ちの良い湯でした(^^)
帰りにキツネ?にも遭遇、空を見ると満天の星空…たまんねぇな北海道…
明日はもっと素敵な一日になるといいな!ハム太郎☆
続く
初日はこちら
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